IoTと子育て
2017/01/16
最近世間でバズワード化しているらしい、IoT という言葉があります。Internet of Things を略してIoT といいます。
直訳すると、もののインターネットでしょうか。
ざっくり言うと、スマホやパソコンだけでなく、すべての物がインターネットにつながることで、みんなの生活が劇的に変わるということらしい。
子育ても、今より楽になることも沢山あるかもしれません。
私は IT業界とは無関係ですが、旦那が説明してくれたことと調べたことをまとめてみました。
IoTって?
旦那いわく、IoT は整理して考えてみると簡単で、今まであった技術を寄せ集めていいものを作っていこうという考えらしいです。
これまで、インターネットにつながっていなかったものを、インターネットにつなげることが重要になってくるともいっていました。
そういわれても、IoT って結局何をするのかよくわからないですよね。なるべくわかりやすく書いてみようと思います。
構成要素は大きく分けて3つです。
- センサー
- データ分析
自己学習、Big Data - アウトプット
ソリューション、分析結果、アドバイス
センサーで取り入れたデータを人工知能に分析させて、何かしらのソリューションをアウトプットすることだと説明されたのですが、よくわからないので、噛み砕いてみます。
センサーで取ったデータを、コンピュータに計算と分析をさせて、何か役立つことを自動で行ったり、何かいいアドバイスをもらえることのようです。
※センサーはカメラかも知れませんし、サーモグラフィもありえますし、とにかくデータを集めるためのものです。
活用シーン
活用できそうなところは沢山あります。車業界やパイプラインを扱っている会社や工場もそうですし、もちろん子育て用のグッズ・設備もそうです。もしかしたらすべての業界で活用できるのではないでしょうか。
車であれば、車の位置情報を分析して、渋滞を予想して最適なルートをナビしてくれるとか、自動運転にも活用できることもあるはずです。近くのお店の混雑情報もナビから確認できようになるかもしれません。
パイプラインを扱うある会社ではすでに導入済みらしいです。パイプラインに設置されたセンサーが毎日データを収集して、それをどこかで解析して、
補修が必要な部品を分析して、故障する前に部品を交換することができるようになったらしいです。今までは壊れた箇所を特定することも難しかったようです。
子育て活用例
今のところ 、Nest という会社の製品でセキュリティカメラがあるのですが、カメラを赤ちゃんを捕らえるところに設置し、
インターネットに接続することで、スマホやタブレット端末から見ることができるようです。
同じ会社が、新たに、赤ちゃん用のベッドを作っているらしく、装備されている
専用のセンサーが、
- 赤ちゃんの眠り
- 温度
- 赤ちゃんが動くパターン
をモニターすることができて、
エアーセンサーは、
- 赤ちゃんの咳、くしゃみ、嘔吐
- おむつを替えたほうがいいのか
を検知することができるようになるようです。
また、あかちゃんがぐずりだしたら、アニメーションを映し出してあやすこともできるようです。 すごい!
ここからはあくまで想像ですが、人口知能を搭載したロボットが、センサーからのデータをもとに、オムツを替えたり、赤ちゃんをあやしたりできるようになるかもしれません。
課題は?
いくら便利になるかといって、少なからず、クリアしなければいけない問題はあるように思います。
- セキュリティ
- 安全性
は確実にクリアしなければいけないと思います。
セキュリティでは、インターネットに接続するので、悪いことをする人も沢山いるはずです。特に、車とか赤ちゃんようのIoT 製品は悪用されると、人の生死にかかわります。
安全性といった観点では、センサーで取ったデータを解析し、何かをする時に、人に怪我をさせてしまうようでは実用はまだまだ先になってしまいます。
最後に
新しい技術(IoT)で、子育てが楽になって、親に負担をかけることが少なくなれば、子供を産みたいと考える人も増えるかも?
それにしても、上記で書いたベッドが手ごろな値段で入手できる時代がきてほしいと心から願っています。