金正恩死亡?!金与正(キムヨジョン)に権限移譲/性格やプロフィールは?
金正恩死亡説、重体説が噂される中、妹の金与正に北朝鮮での権力が移ろうとしています。
金正恩の死亡説、金与正のプロフィールや性格、権限の移譲についてまとめています。
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金正恩死亡説
2020年4月15日の金日成生誕祭に姿を見せなかったため、死亡説や重体説が出ています。
その後、金正恩が2日に工場竣工式へ出席したと北朝鮮メディアが報じ、これを否定する形になっています。
その後、写真などから影武者ではないかと憶測を呼び、また、金与正(キムヨジョン)への権限移譲が急激に進んでいることを鑑み、重体説、死亡説が有力になってきています。
4月15日に表に出てこなかったのは初めてで、金正恩に何かがあったのは確かだということが有力で、手術に失敗したなど、詳細は推測の域を出ていないのが現状です。
脱北し、韓国で国会議員になった人(元北朝鮮のエリート)は、ある写真に写っていたゴルフカートをみて、「金正日の体調が悪くなったときも使っていた」と指摘し、体調が悪いことは確かであると断言しています。
北朝鮮の権力 委譲
妹の金与正が権限移譲の最有力候補です。
ただし、すぐに権力を完全に掌握することはできないので、時間をかけて移していくと予想されています。
金与正の後は、金正恩の息子に権力を移すのではないかとみられています。
最新情報を得ているだろうアメリカの反応は、トランプですら慎重な姿勢です。「元気な姿を見るのは個人的には嬉しい」とツイッターで話していましたが、動画が出たときはほぼ静観でした。
金正恩の権力を移す先の最有力候補の金与正についてみていきましょう。
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金与正(キムヨジョン) プロフィール
金日成総合大学卒業。
肩書もたくさんあります。
- 朝鮮労働党中央委員会政治局員候補
- 同党中央委員会組織指導部第1副部長
- 元同党中央委員会宣伝扇動部第1副部長
- 第2代最高指導者の金正日総書記の四女
- 第3代最高指導者金正恩委員長と同じ母親を持つ妹
母は高容姫さんです。
1996年4月から2000年末まで金正恩とスイスのベルンに留学していました。
金正恩はパク・ウン、金与正はチョン・スンという変名で、朝鮮民主主義人民共和国駐スイス大使館職員の子供として、ベルンの国際学校で英語、ドイツ語、フランス語を学んでいたようです。※実は北朝鮮と国交がある国は多いです。
夫は崔竜海(北朝鮮の幹部)の次男と噂されています。権力者の次男ということで、強制的なのでしょうか?
ベルン留学時には、バレエのレッスンを受けていて、アニメーションのイラストを描くことが趣味だったようです。
兄正恩のヘアスタイルやメガネなどのファッションコーディネートをしているといわれていて、広報のトップといえますね。
金正日が金与正を後継者候補として考えていた時期があったという噂もあります。
金与正 性格
2020年に入り、韓国を罵倒する発言が目立っているため攻撃的な性格だと思ってしまいますが、接したことのある人たちは違った印象を持っているようです。
人当たりの良い性格だといわれています。
また、2018年韓国仁川市内のホテル行われた金与正と韓国の趙明均統一相との会談ごには、韓国の趙明均さんは、
- こちらをとても楽な気持ちにさせてくれた
- 常に笑顔で接していた
- 金与正氏がいて本当に幸いだ
とべた褒めしました。
かつて、学生時代の友人たちが金正恩氏のせいで「大量失踪」した時には、ショックを受け深く傷ついたといわれています。その友人たちは金与正と友人だといっていたため粛清されたと予想されています。
しかしそんな女性が突然変わってしまうのです。
金与正 強硬姿勢
北朝鮮が2020年6月16日に北朝鮮の南西部・開城(ケソン)の南北共同連絡事務所を爆破しました。爆破前には、金与正は
「遠からず、無用な共同連絡事務所が跡形もなく崩れる悲惨な光景を見ることになるだろう」
といい、3日後に現実になりました。
韓国にいる脱北者が、北朝鮮にビラをまきました。それに対して、
- 「私はもともと悪いことをする奴より、それを知らないふりをしたりけしかけたりする奴がもっと憎かった」
- 「くずたちの茶番劇を阻止する法律でも作らなければならないだろう」
韓国に対し強烈な言葉を投げかけているのは
経済制裁や新型コロナウイルスの影響で国力が弱まっていることを隠し、韓国に対しては今後も「強硬な姿勢」で臨むことをアピールするためだと考えられています。
また、こういった重要な発言をしているのは、金与正に権威があること示すためです。
最強の権力機関・党組織指導部の要職に就いたと見られていて、着々と、金正恩の後継者に向け準備しているようです。
まとめ
- 金与正は、金正恩の後継の指導者になる。その後、金正恩の息子に権力が移されていくと予想されている。
- 金与正の強硬な姿勢は、北朝鮮の弱体を隠し、また対外的なアピールのため