【同期のサクラ】最終回あらすじとネタバレ|フル・見逃し動画を無料視聴する方法 !pandoraやDailymotionは?
2019/12/19
高畑充希が主演の「同期のサクラ」最終回の最終話のネタバレとあらすじ、見逃しフル動画を無料視聴する方法をお届けします。
目次
「同期のサクラ」最終回 見逃し・フル無料視聴方法
「同期のサクラ」は日テレで放送されているので、日テレのVODサービスであるhuluに登録し、無料登録期間を活用することで可能です。
放送から1週間たっていなければ、TVer(ティーバー)で広告はありますが、無料で視聴可能ですので、スマホに入れておいてもいいと思います!
「同期のサクラ」出演者・キャスト・あらすじ
高畑充希、橋本愛、新田真剣佑、竜星涼、岡山天音、草川拓弥(超特急)、大野いと、相武紗季、津嘉山正種、椎名桔平
北野サクラ - 高畑充希
大手ゼネコン花村建設の社員。故郷の離島と本土と間に橋を架けることを夢にしている。少しのことでは自身の考えを曲げない芯の強さを持つ。どんな逆境でも負けない強さと夢に向かっていく姿勢が周りの人間たちをうまく巻き込んでいく。
月村百合 - 橋本愛
大手ゼネコン花村建設の社員。サクラの同期。
木島葵 - 新田真剣佑
大手ゼネコン花村建設の社員。サクラの同期。花村建設の社長を目指す野心家。
清水菊夫 - 竜星涼
大手ゼネコン花村建設の社員。サクラの同期。熱い性格
土井蓮太郎 - 岡山天音
大手ゼネコン花村建設の社員。サクラの同期。努力家、すこしネガティブ。
火野すみれ - 相武紗季
大手ゼネコン花村建設の人事部の社員。サクラたち新人社員の研修を担当。サクラとは10歳差、働くお母さん。
黒川森雄 - 椎名桔平
大手ゼネコン花村建設の人事部長。サクラの将来に大きくかかわる役割を果たす。
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「同期のサクラ」あらすじ
大手ゼネコン(花村建設)に入社した新人女性社員のサクラの10年間の成長を描く。
自分の故郷である離島と本土を結ぶ橋を架けるという夢を達成するために逆境にたたされても自分を貫くサクラに、最初は冷めていた周りの人間も、次第に巻き込まれていく。
志高く入社したサクラは、周りの人間がみな同じように、夢に向かって強く生きているわけではないことを知り、戸惑う。
流れに身を任せた方が楽な状況でも、忖度せずに自分が正しいと思うことに対しまっすぐな姿勢で進んでいく。
高畑充希が演じる北野サクラが新入社員として持っていた夢を成し遂げていき、いい意味で「変わらない」ことの美しさを表現するドラマです。
「同期のサクラ」最終回あらすじ
2020年4月
サクラと同期4人が集まっていた。花村建設の新入社員として出会ってから11年がたっていた。今はバラバラの道を歩む同期たちは「まさか、最後にあんなことになるとは」と、サクラの激動の人生を振り返っていたのだった。
1ヶ月前。建設会社の面接に落ち続けていたサクラは、花村建設の副社長となった黒川(椎名桔平)から「俺の下で働かないか」と誘われ古巣に復帰。
問題ばかり起こしていた自分が再雇用されたことを疑問に感じていたサクラだったが、会社の未来に危機感を抱いていた黒川は、新しい発想と熱い情熱を持って上に逆らってもチャレンジする人材が必要なのだと話し、新規プロジェクトのリーダーにサクラを任命する。
やりがいを感じ、以前のように目を輝かせるサクラ。黒川は今までのサクラの失敗の原因は頑固で融通が効かないことではなく、「力がないからだ」と教えるのだった。
新しく着工する橋の重役会議に黒川と共に出席したサクラは、いつものごとく橋のデザインと安全面に関する忖度なしの意見をいい、重役たちの不信感を買ってしまう。
しかし、副社長の黒川がサクラの意見に同調した途端、風向きが変わるのを感じるのだった。「力」を持っていれば今までは軽視されていた正しい意見がきちんと通せることを目の当たりにするサクラ。
さらに黒川が組織の問題点を指摘し、自分が自分らしくあるためには力を持つしかない、と冷静さと情熱を持つ黒川に次第に感化されていくのだった。
同じプロジェクトチームに参加する葵はサクラを不安そうに見守っていた。葵はつかみどころのない黒川を信頼しきれないでいたのだ。サクラは葵にプロジェクトに入ることが社長への近道なのではと言う。
葵は百合の近況について聞く。サクラも百合が気になり会いに行く。百合は育児と仕事で行き詰っていた。悩みを語る百合の話をしっかり聞けず、サクラは黒川の呼び出しで会社へ行ってしまう。
サクラは残業していると菊夫や蓮太郎から電話があり、悩みを相談される。菊夫はNPOの代表がうまくいかず、蓮太郎は就職活動がうまくいっていなかった。
サクラは自分の仕事が気になってしまい、同期の相談に真剣に向き合えないのだった。引き続き、黒川から頼まれた仕事に打ち込むサクラだった。
サクラは、初めて仕事に高揚感を覚え、葵にはあまりほかの人たちに無理させないようしてほしいと注意される。サクラの妥協しない意見のせいで色んな部署から悲鳴があがっていたのだ。
葵の言葉はサクラには届かず、いいものを作りたいと自分を曲げることはしないのだった。取締役会で社長の解任が決定し、外資系の会社と合併するというニュースが入る。
合併のニュースを聞き驚いたサクラは、黒川に直接聞きに行く。黒川は「あの人が上でいる限りは何も変わらないんだ」と言い、今後は社員のための会社をつくると話す。解任された社長が登場し黒川を指さし「私はあいつに嵌められたんだ!」と「騙されたんだ!」と大声を上げる。
サクラは仕事にのめり込んでいくが、会社では浮いた存在になってきていた。
同期のメンバーに呼び出されたサクラ、仲間たちに心配される。黒川に影響されすぎているのではという仲間たちに、サクラは何も言わずに仕事に戻ろうとする。仲間たちからの非難をうけ、サクラは「今度こそ自分のやりたいことが出来そうなのにどうして応援してくれないんですか!」と早口でまくし立てるのだった
会社では、サクラはプロジェクトメンバーのなかでも浮いてきてしまっていた。
すみれがリストラされることがをしり、すみれのもとへ行くと、すみれはリストラされることを嘆いてはおらず、この先の花村建設にいても良いことなさそうだからこれでいいと言うのだった。
すみれは自分よりサクラを心配してくれ、「忘れてはいけないこともある、自分を見失わないで」と伝えるのだった。
サクラは黒川にすみれのリストラをやめてほしいと頼むが、黒川はサクラが以前提出した無駄を排除するリストを見せ、このリストをみてリストラを考えたんだと話す。
サクラはすみれの代わりに自分が辞めると言う。黒川はそんな安直な答えしか出ないのかと言い、大きな犠牲のためには多少の犠牲も仕方ないと思わないかといわれてしまう。
サクラは通勤途中にお隣の草真に会う。草真は建築現場の職人になっていたのだった。草真は今まで色々転職したが、職人が自分に合っていると話し、サクラと一緒に良い建物を作りたいという夢が出来たと話す。
会社に行ったサクラは内定者研修に来ていた女の子に「この会社大丈夫でしょうか、合併すると聞いて」と質問される。サクラは少し考えて、「大丈夫です。素晴らしい仲間に出会えますから」と言って走り出し、自宅へ向かう。
葵は百合にサクラが心配で相談する。昨日からサクラが会社に来ていないことを聞いてサクラのもとへ行こうとする百合だったが、娘の夢が泣き出してしまう。落ち込む百合を見て、葵は夢を抱き上げあやすのだった。夢が泣き止んだのを見て、葵は百合に「この子の傍にいちゃだめかな、この子を幸せにしたい。おまえも幸せにしたい」と話し、百合は涙を流すのだった。
サクラから連絡が来た同期のメンバーは心配で会社へ行くと、サクラは寝不足でふらついていた。百合と葵が一緒に生きていくことを知り喜ぶサクラ。蓮太郎も就職が決まり、菊夫はサクラに「結婚するか?」と聞くが、あっさり断られるのだった。
サクラは黒川に「なぜこんな私に良くしてくれるんですか」と聞くと、入社面接で会った時に娘と話している気がしていたと語りだす。
黒川はバレリーナになりたかった娘のために仕事をしてきたが、不幸にも娘は8歳の頃に死んでしまっていた。サクラと同じ年で同じ誕生日だったのだ。黒川の話を聞き、サクラは退職届を黒川に提出するのだった。
「この業界で働くことができなくすることだってできるぞ」という黒川の脅しに対し、「いえ働きます。あなたより力を持って」とアイデアの書かれた資料を見せる。資料を見て感心する黒川にサクラは「これは私だけが考えたものではない、仲間たちに相談して出来上がったものです」と言い、
「私の力は、仲間です」というのだった。
近道をしようとして自分を見失っていたと話すサクラ。けれど自分は一人じゃない、これから困難が起きても仲間をどんどん作ればきっと乗り越えられる。そう言ってサクラは会社を後にし、同期たちもそれに続くのだった。
黒川はそんなサクラたちの背中を見て目を細め、少し嬉しそうだった。
花村建設を辞めたサクラは就職活動を始めた。以前就職活動を行っていた平泉成の小さいけれどいい物を作ろうとする建築会社に就職が決まった。
桜の木の下での、仲間たちとの待ち合わせに間に合ったサクラは、仲間たちに感謝し、仲間たちもサクラに感謝する。
それぞれ自分の夢について話すと、サクラも「一人でも多くの人が信じあえる仲間をもつことです」「毎年、この桜に負けないよう花を咲かせることです」と語る。すると葵が、「それは夢ではなくおまえの使命だよ」というのだった。
サクラは「そうですね」と同意した。別れ際、みんなで写真を撮ろうというサクラ。
写真を撮り「じゃあまたいつか!」と言い、それぞれの道へ歩き出すのだった。
「同期のサクラ」ここまでのあらすじ
ここまでの話を振り返ってみましょう!
「同期のサクラ」1話 あらすじ
脳挫傷で入院したサクラのもとに、同期の百合、葵、菊夫、蓮太郎が集まっていた。
無事を祈る同期たち。
ここから、10年前の2009年入社時から回想が始まる。
入社式がはじまるぎりぎりでサクラが着く。先輩の火野は慌てて会場に入れられる。社長の話に「話が長い」と言い、周囲をざわつかせる。
新人研修は、3週間あり、最後に5人の班で模型作品を作ることになる。
サクラは班のリーダーになる。メンバーは月村百合、土井連太郎、清水菊夫、木島葵の合計5人。
それぞれの希望部署を聞きながら、みんなに感心するサクラ。
サクラは、地元に橋をかけたいという夢をもっていて、土木部を希望していた。
サクラからのFAXを見た爺ちゃんの柊作が渋い顔をしていた。サクラの上京をあまり賛成していなかった。
新人研修がはじまり、名刺の出し方など社会人基礎を教わっていた。
初日から作品の相談しようとサクラが言い、メンバーは戸惑いながらも話し合う。
意見はなかなかまとまらない。
サクラは自分の夢である地元にかける橋はどうかと提案する。
絵が下手なサクラは、設計部希望の連太郎にスケッチをお願いすることに。
連太郎が描いたデザインにみんなは絶賛するがサクラは納得しない。
結局、何度も手直しさせて、最後は納得。
先輩の火野はサクラが周囲から浮いてないか心配していた。部長の黒川は気にしていなかった。
出来上がった橋の模型に色も塗り、完成したと思ったが、サクラは島がないと言い、材料は自分が買ってくるから作ろうという。他のメンバーは渋々ながらもつきあってくれ、土曜日も会って買い物に行く。今度は、人が多い都会の道を見て、人と車がいないことに気づき、新たに材料を買いに行くのだった。
みんなでジオラマを作りながら、将来のことを話す。橋があれば両親が死なずに済んだと思うと言い、爺ちゃんが生きているうちに橋をつくりたいと夢を語る。
木島はサクラの話をプレゼンで話したいと言い、サクラもみんなも賛同する。
無事に作品を完成したが、サクラは耐荷重が足りないことに気づいてしまい作り直さないといけないと言い出したが、百合がキレてしまう。連太郎に大人になろうと、もう子供じゃないんだからと言われ、サクラは何も言えなかった。
爺ちゃんに手紙を書きFAXした。爺ちゃんから「自分にしかできないことがある」というFAXが届く。
発表の日にサクラの姿がない。最終プレゼンの審査の際に、黒川にサクラの言うように耐荷重のことを指摘され、メンバーは戸惑う。
そこにサクラが登場し、重さに耐えられる橋を持って入れ替える。褒められたサクラだったが、社長賞は他の班の商業施設だった。
その商業施設は社長が以前携わったものだから、周囲が忖度したと異を唱える。
サクラはA班の保育園が社長賞になるべきという。
配属が決める日、他のメンバーは希望の部に配属が決まる、サクラは模型審査の件でクビにはならなかったが、人事部に所属することとなった。
希望の部署には配属されなかったサクラを同期メンバーは心配するが、「私には夢がある」と言う。
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「同期のサクラ」2話 あらすじ
サクラの病室で菊夫がサクラに話しかける。仕事がきつかった時に菊夫はサクラに救われたと話しだす。
2010年5月の回想になる。
花村建設に入り2年目になり、人事部でサクラは頑張っていた。いつか土木部に行けることを夢見ていた。
火野は仕事が丁寧で速いことは認めていた。火野は黒川に残業しないように各部署に通達するよう指示され、火野はサクラにその旨を伝える。
サクラはなぜ残業してはいけないのか火野に聞くが、うまく答えられない。
残業が断れない空気があるのも事実だが、従業員の健康を守るためだと黒川に言われて、サクラは納得。
火野と一緒に各部署に残業の件を話に回ることになったサクラは、同期たちが、それぞれ頑張ってはいるが上手くいっていない事も知ることに。
菊夫のもとへ行ったサクラは、言い方がパワハラまがいな営業部長を見て何か言おうとしたが、火野におさえられてしまう。
桑原は営業部は24時間働いているんだとサクラに怒鳴る。桑原は部下の菊夫が担当する建設現場の工期を1か月早めるよう言って来いと言う。
菊夫は現場の作業員にお願いはしてみたものの、想像の通りに断られ、逆に作業員には、桑原になんとか言ってもらえないかと頼まれてしまう。。。。
菊夫はたまたま、同期の仲間と遭遇。百合や木島に桑原の件で心配されるが、菊夫は桑原を庇う。
サクラは爺ちゃんに菊夫のことで心配している旨を手紙に書く。
残業時間の削減が営業部だけがひどく、黒川に営業部に注意するよう言われる。
サクラは営業部へ向かうと、桑原に菊夫が怒鳴られているところに遭遇。
工期の日程を早めるまで戻ってくるなと言う桑原にサクラは、菊夫を今日は定時で帰らせてほしいと言う。
営業部だけ残業時間の改善ができていいないというと、無理に決まっていると再びサクラに強く言う。
役員や社長に言ってくれと言うサクラ。
桑原は人事部に怒鳴り込んでいく。黒川に桑原が丸め込まれる。黒川はサクラに営業に関わらないようと注意する。
菊夫は家に帰り、留守電の家族の声にホッとするが、桑原から接待に今からこいと言われる。
接待中にも何度もパワハラをされ、翌日菊夫は疲れたまま会社に来ていた。
そんな菊夫をみて、サクラは、桑原に勤務超過だというと、「2年目のペーペーが」と言われてしまう。
菊夫が過労死したら責任はとれるのかと尋ねると、お前クビになるぞと脅される。
桑原にサクラと桑原のどっちについていくか問われた菊夫は桑原と行ってしまい、サクラは落ち込む。
大人になれと言われるが、大人になったら菊夫は助かるのかとお爺ちゃんに手紙をすると「大人になるとは、自分の弱さを認めることだと思う、自信はないが」返信が来た。
菊夫が倒れたことを火野から電話で知る。
入院している菊夫のもとにサクラが行く。担当しているプロジェクトの図書館の図面を見て感心するサクラ。
最近は会社に行くのがつらくて、自分が何のために働いているのか分からなくなったと泣き出してしまう菊夫。
「菊夫くんは大人になったのかもしれません」と話すサクラ。
菊夫から部長に話をしてくるとメールがきた。桑原は菊夫に現場の工期を早めてこいとまたしても言う。病み上がりの菊夫が現場に行けば工期を早めてくれるかもしれない。だめなら定時まで土下座しろと言われた菊夫は「いやです」とはっきり断る。
苛立つ桑原。そこに作業所から電話があり、水道管が破裂したとのこと。
サクラが菊夫の現場に行くと、菊夫の頑張りもあり、菊夫は現場の人たちに「工期はそのままで頑張りましょう!」と話していた。
その後、桑原は営業から土木部の担当役員に異動になった。サクラは桑原とエレベーターで偶然会うと、桑原に俺の目が黒いうちはおまえを絶対土木に入れないと言われる。
サクラはコロンの匂いが強いと吐き捨てるのだった。
「同期のサクラ」3話 あらすじ
サクラの同期の百合は、サクラと3年目の3月に大喧嘩したことを思い出していた。
ここから回想シーン。2011年3月、サクラは爺ちゃんに島にかかる橋が着工したことを連絡した。
隣に住んでいるカップルは出産を迎えていて、サクラは花粉症になった。
3年目のサクラは、いつも通り気に入った建物の写真を撮り、始業ギリギリで出勤する。
百合は広報の仕事で人事部に来て、黒川、火野は百合をべた褒め。
サクラは、来年の人事のことで百合と組んで仕事をするよう指示され、会社説明用の冊子が必要なのか首をひねるが、黒川に説明され納得するのだった。
百合はサクラに面倒なことはしないでいい、二人は自分たちと同じ3年目の社員に話を聞きに行くことに。
木島は上司にごますり、土井は資格を取ろうとしていると話し、菊夫はサクラに感謝しながら目標を持って仕事をしていた。
サクラは百合の話も入れた方がいいと言い出す。断っていた百合だったが、広報部の部長にもいわれ、話をすることに。
サクラは百合の話を絶賛。しかし、百合は広報の仕事に満足しおらず、転職したいと話す。
百合は取引先の専務に食事に誘われ、嫌ななので、サクラにもついて来てほしいと半ば強引に誘う。結局、百合とともに三ツ星レストランに一緒に行くことに。
食事中、百合がトイレで席を外すと、専務がサクラにお金を出してサクラは帰れと言ってくる。。。
百合がトイレから戻ると、専務はもういなかった。サクラに事情を聴いてみると、百合をもう誘わないように専務にいったらしい。百合は怒って、一人で帰ってしまう。
翌日、サクラは広報部長が人事部に乗り込んできたと知ることになる。広報部長は百合がセクハラされていたことも知っていたが、黙認していて、百合は大丈夫だからという。百合は苦笑い。。。
その時、3月11日の東日本大震災が発生。
花村建設は建設業なので忙しくなったが、女子社員は早く帰るように言われる。いつものリクエスト店に行くと百合いて、帰宅できず困っていた。
サクラは百合にうちに来るように誘う。
歩いてサクラの自宅にどうにか帰ると、爺ちゃんから安否確認のFAXがあり、爺ちゃんに無事を知らせるFAXを返信した。
百合はサクラと違って花村建設にどうしても入りたかったわけでなく、たまたま入社したのだった。いつもニコニコしているが、本当は、サクラのように思っていることを言いたいと思っていた。
サクラは人事部の震災対応で大忙し。菊夫も仙台に向かうことになっていた。黒川は先日の取引先の件で処分がサクラに下るかもと言い、百合が結婚して会社をやめるつもりらしいという。
サクラは百合に結婚の話が本当か聞きに行く。結婚したって仕事を辞める必要はないのでは?というと、現状につかれたという。サクラは、もっと一緒に働きたいですと言う。
夢について語ろうとするサクラに、百合が怒る。
「あたしはあんたの仲間じゃない。夢がないといけないのか、夢夢夢 「うるさい。自分が正しいと思い込んでるけど、いつまでも夢ばっか見てないで、現実見ろ。荷物まとめてとっとと島に帰ったら!!と吐き捨てる。
サクラは「ぶす!ぶすぶす!」と大声で百合に言いかえす。「あんたが努力していないからだ!もう無理して笑うのはやめれ!」と言い、このまんまならあんたどんどんブスになるだけだ!と叫ぶ。
百合は「二度と私の前に現れるな、同じ空気も吸いたくない」と言って立ち去る。
爺ちゃんに百合の話を伝えると「本当のことを言うのが友達だ」「彼女と別れるな」とFAXが返ってきた。
翌日、百合が退職の挨拶をしていているところに、サクラがきて「こんなに優秀な人を辞めさせていいのか」と部長に言う。
サクラは、「百合さんは本当の友達だから」と「何があっても百合さんの味方でいます」と言い「私の友達になってくれませんか」と頭を下げた。百合はサクラに背を向けてその場を後にする。
百合は、偶然会った木島には「いいよな女は」と嫌味を言われ、土井、菊夫にはおめでとうと言われる。
サクラは、最後に一緒に写真を撮ってほしいと頼む。百合は友達でもないからと断り立ち去ろうとしたが、サクラの言葉に足を止めた。泣きながらサクラのところへ戻り、会社にも、彼氏にも話さなければいけないという。サクラは百合の退職届を出して「実は気が変わるかもと預かっていました」と言う。
百合は「サクラ」と初めて名前で言い、サクラには「百合でいい」という。サクラと百合は二人で写真を撮るのだった。百合はその後はバリバリ働くことになった。
サクラは専務の一件で、社史編纂室に異動になる。
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「同期のサクラ」4話 あらすじ
2019年の夏、サクラは眠り続けて3ヶ月が過ぎた。お見舞いに来た蓮太郎(岡山天音)がサクラの手の傷痕を見ながら、社会人4年目を振り返っていく。
2012年の9月。サクラたちは社会人4年目になった。サクラはいつも通りのライフサイクルで過ごしていた、朝の写真、じいちゃんへのFAX、体操など。爺ちゃんからもらった新しいスーツを着て出勤する。隣の夫婦には、子どもが生まれている。
社史編纂室(左遷?)から人事部へ戻ることができたサクラは、黒川から、メンタルヘルスケアプロジェクトの担当を任され、アンケートの回収をすることになる。
都市開発部の葵は、悩みは全くないと答え、ストレスも感じないという。
元気な営業の菊夫は、震災以来ボランティアに力を入れ、やはりサクラのことが気になっている。サクラにはその気はないが。。。。
広報部の百合は、結婚をやめ、仕事に没頭していて、やりがいを感じることができるようになっている。
設計部の蓮太郎は、悩みはないとは言うが、なにかイラついている様子。悩みを相談できる人がおらず、ピリピリしている。
一級建築士の試験に落ちたことも関係しているようで、試験に受からなかったことを設計部の同僚にからかわれているようだ。コンペ用の設計図を作成するのが忙しいという蓮太郎に、アンケート用紙を渡し、翌日回収するという。
蓮太郎は、楽しそうに働く両親と両親のラーメン屋を手伝う大学生の弟をうざいと思っている。コンペの設計図もうまく描けず、部屋にこもって仕事と家族の愚痴をネットの掲示板にあげている。
翌朝、蓮太郎を待つサクラ。百合、葵もやってきて、蓮太郎の噂をしている。物陰から覗いている蓮太郎。菊雄もやってきて、蓮太郎は「俺の心配はしなくていい」と自信のあるフリをして立ち去る。
蓮太郎は設計図を仕上げて、コンペの時間に会場についたが、コンペは終わっていた。同僚達がコンペの時間変更を知らせなかったのだ。サクラがアンケート回収に設計部に行くと、そのことについて話していた。
それを聞いた、錬太郎は、頭に血が上りその場にあったカッターを手に取る。慌てて止めようとしたサクラを誤ってカッターで傷つけてしまう。大丈夫というサクラの手からは、血が。。動揺した蓮太郎は、その場から逃げ出す。
すみれが応急処置をしてくれた。サクラは本当のことも言えず、嘘も言えないので「ノーコメント」と答える。その帰り、蓮太郎の実家に行ったサクラ。蓮太郎が「会社に行かないと言っている」と両親が心配していた。蓮太郎は「転職しようと思う」と話し始めた。
サクラは、コンペ用の設計図を見て、凄いコンセプトだとほめつつも、問題点を指摘する。家族が心配していると伝えるが、蓮太郎は家族を嫌っているようだ。蓮太郎の父は一流企業に勤めていたが、脱サラしてラーメン屋を経営していた。蓮太郎には納得がいかないことのようだ。サクラは考えなおしてほしいとと言うが、帰れと返されてしまう。
蓮太郎は、無断欠勤を続けていた。このまま続くとクビになると黒川から聞いたサクラ。同期のメンバーを集め蓮太郎の家に行くことにする。
菊夫と百合が励ますが、百合に関してはうじうじする蓮太郎に切れてしまう。葵は問題点を指摘してキャバクラ行こうというが、ドアが開き「お前が一番嫌いだ」と言われる。
サクラが説得する。仲間だと思っていると伝えるが、響かない。設計が好きなのではと問いかけるが、才能がないと返ってくる。
サクラは、研修の時のことを話し始め、「あなたには才能があります。今は辛いかもしれませんが、諦めないでください。いつか、花村建設を背負うデザイナーになってください。お願いします」というが、蓮太郎は設計部を辞めるという。
「孤独死でもしてください」と切れてしまうサクラ。じいちゃんにFAXを送り、蓮太郎への発言について後悔していると伝える。
「その若造、ムカつく 辛いときこそ、自分の長所を見失うな」と返ってきた。
部屋でゲームしていた蓮太郎に、百合から電話があり、サクラが設計部に殴りこみに行くとのこと。蓮太郎が出社すると、設計部長にサクラが蓮太郎の設計図を見せて説明をしていた。同期メンバーが揃って、それを見ている。蓮太郎はサクラが指摘した箇所を修正していた。そして、百合、葵、菊夫の意見も取り入れた案を伝えた。が、追い出されそうになる。
蓮太郎が出て行き、「今まで本当にすみませんでした」と謝罪。何年かかっても、一級建築士になってみせると宣言する。
「ありがとう、サクラ」という蓮太郎。「蓮太郎くんに負けないように、どんなに辛いことがあっても諦めずに頑張る」と涙を目にためながら答えるサクラ。アンパンマンの歌を歌いだす菊夫。
蓮太郎が帰宅するとサクラがラーメンを食べていた。「俺も食べようかな」という蓮太郎。
2019年に戻る。蓮太郎は眠るサクラに話しかける。一級建築士になるのも、会社で設計できるようになるのも、時間かかったけど、やっとできた。。。「目を覚ましてくれ」という。
2012年、黒川が努力していれば、土木に行かせてやるとサクラを励ます。が一つ衝撃の報告があった。橋を架けることが中止になったと伝える。
「同期のサクラ」5話 あらすじ
2019年、夏。まだ目を覚まさないサクラのもとに葵がくる。「たいへんよく出来ました」と書かれたシールが貼られた手帳をもって、入社5年目の出来事を思い出していた。
2013年9月。サクラは、人事部で入社5年目を迎えていた。自分の故郷の美咲島に架ける橋の着工が無期延期になってしまっていた。
人事部では黒川が社員の社内表彰に関する仕事をすみれ(相武紗季)に頼んでいた。
すみれに社内告知を頼まれたサクラは、葵が社長賞を受賞したことを知るが、広報の百合いわく、受賞者は立候補した人の中から選ばれ、自己アピールやパフォーマンスばかりしている葵のような人が選ばれるとのこと。
社長室で表彰され、スピーチをする葵。社長(西岡德馬)から父親によろしくと言われ、複雑な表情を見せる。葵の父は、国土交通省の高級官僚だったのだ。
都市開発部では大規模プロジェクトが国の予算の都合で突然凍結となってしまう。葵は、国交省の父親に頼むことを期待され、実力ではなくコネを当てにされていることにショックを受ける。
葵の社長賞を祝おうというサクラの呼びかけで、百合、菊夫、蓮太郎はいつもの喫茶店に集まってた。
葵は自分の弱さをさらけ出すことができず、悩んでいた。同期たちが壁を乗り越えながら成長していく姿を見ていると、ついつい見下すような発言をしてしまう。怒った百合たちは帰り、残されたサクラは同期を傷つける葵の発言に突然号泣して酔いつぶれてしまう。
葵はサクラを家まで送り、高級住宅街にある実家に帰る。プロジェクトの凍結について切り出そうとするが、父の康秀は同じエリート官僚の兄である光一とばかり話し、葵の話には耳も貸さない。
父に話せなかったことを同僚に言い出せない葵は、別の案を提案するが、コネ入社のくせにリーダーぶる姿を強く言われ、傷つく。その夜、サクラと酒を飲んだ葵は、劣等感と疎外感を家では感じ、会社では親の七光りだと陰口を言われる自分のことを笑いながら話す。酔いつぶれた葵を家まで送り、立派な建築に感動するサクラは、葵の父と兄に会うと、突然、嘆願書と、書き込みのされたパンフレットを渡す。
サクラの行動に影響された葵は、話を聞いてほしいと父親に土下座するが、あしらわれてしまう。葵にかける言葉を探すサクラ、葵から突然付き合わないかといわれる。。。。
「同期のサクラ」6話 あらすじ
2019年10月
サクラはまだ目を覚まさない。すみれが、中学生になった娘のつくしの写真を手に、サクラへの感謝の気持ちを伝えていた。
2014年10月、サクラは花村建設の子会社に飛ばされ夢からまた遠ざかったが、故郷のお爺ちゃんには伝えられずにいた。次第にサクラの強い心も折れかかってきたかもしれない。
8歳の娘の子育てと仕事の両立で大変な人事課の火野すみれは、黒川から有名評論家で社長の友人の椿美栄子を招いた講演会「女性研修セミナー」の仕切りを任される。
有名作家の実は理不尽で細かい要望が多い。椿のマネージャーの米田との打ち合わせを控え、広報の百合、サクラも子会社の代表としてセミナーのプロジェクトチームに参加する。
サクラはすみれが離婚してシングルマザーになったことを知る。サクラは公演後の質問は受け付けないという理不尽な要求に黙っていられず、米田を怒らせ、プロジェクトを外される。百合は、元気のないサクラを合コンに誘う。土木部に異動して生き生きと働く葵が乗って来る。1年前の一件から密かにサクラに想いを寄せる葵は合コン話に焦りつつ、それとなく恋愛事情を探るが、サクラは今は誰とも付き合う気は無い。
サクラは、すみれからプロジェクトチームから外されたという連絡をうける。いつもの喫茶店で、サクラはコロッケ定食を注文。気落ちが激しいサクラは、コロッケ定食ばかりを食べている。先にきていた菊夫は、蓮太郎から葵もサクラが好きだと聞いて、慌ててデートに誘おうとするが、うまく誘えない。。。。
講演会が近づく中、娘のつくしが同級生を殴り学校からも呼び出されてしまう。周囲の理不尽な扱いに我慢できなかったようだった。サクラの姿を重ねたすみれは叱ってしまう。
仕方なくつくしを連れて仕事に戻るが、米田と椿の前でペコペコする母の姿を見たつくしは、すみれを遠ざける。。。。。
椿のマネージャーから食事に誘われてしまって、サクラがつくしを預かることになる。料理が苦手なサクラは、お惣菜のコロッケをつくしと食べることに。サクラは父と母が8歳のとき死んだ話をする。つくしは、大人になることは大変か?つらいのか?聞き、サクラはつらいと思うと答える。
つくしに何かして遊ぼうと言われ、ゲームが得意な蓮太郎に連絡する。蓮太郎は菊夫と葵といつもの喫茶店にいたので、一緒にサクラの家に連れてくる。
すみれがつくしを迎えに来たが、つくしは、ペコペコして働くすみれに「かっこ悪い」といってしまい、すみれは手を上げてしまった。。。。。
喫茶店に蓮太郎から呼び出されたサクラが行くと、すみれがいて、つくしが「パパのほうがいい」といい出て行ったらしい。すみれは筑紫のことを、入社したてのサクラのようだったという。離婚して、つくしだけは守ろうと思ってきたのにと涙ぐむすみれ。椿のマネージャーから電話があり、打ち合わせにに行くことに。
サクラはいつものように爺ちゃんに連絡。「生きていれば辛いことばかり でも、人生で一番辛いのは自分にウソをつくことだ」と返ってくる。
セミナー当日、椿のマネージャーがセミナー後に販売するための本を持ち込んでくる。サクラがつくしをセミナー会場に連れてきた。サクラは、つくしにすみれのことを、みんなを守り、すごいことをしていると話し、自分にウソをついちゃダメだとも伝えたらしい。
菫には、いい母親である必要はなく、お母さんは傍にいるだけでいいというサクラ。自分の母の思い出をすみれに語り、いつも迷惑をかけてすみませんと謝るのだった。
セミナーは早く終わってしまい、本の宣伝になっていく。本を売りたいだけの椿にサクラは怒るが、我慢する。すみれは、本を売りたいだけで、セミナーを開いたのかと抗議する。社長は椿の味方をするが、すみれは反論する。社長からの脅しにも、ウソをつかないで生きていこうと決めた。娘のつくしとサクラを見習って!という。
つくしは、かっこよかったよとすみれに抱きつく。「つくしはつくしのままでいい、好きなように生きなさい」とすみれは言う。
後日、すみれはサクラに「私みたいになってはダメ、そのままのあなたでいなさい」と伝えてくる。困ったらいつでも頼ってほしいとも。サクラは、「今までで一番嬉しい」と、記念撮影をする。
黒川から橋の着工が再開したことと、すみれの異動を聞かされる。
「同期のサクラ」7話 あらすじ
2019年11月
サクラの病室に黒川(椎名桔平)が来ていた。「こんなことになったのは俺のせもな」と話し始める。
2015年11月。サクラは花村建設の子会社に飛ばされたまま、社会人7年目を迎えていた。
故郷の島に架かる橋が着工し、直接工事には関われないものの祖父の柊作と共に橋を渡るのを楽しみにするサクラだが、なぜか、「橋は架からない」という不吉な夢ばかり見る。
モデルハウスで新築の家の販売会をしていたサクラのもとに、人事部時代の上司黒川から島に架かる橋で問題が起きたと呼び出される。急いで本社に行くと、葵に連れられ土木部へ。そこには、人事部長から常務に出世した黒川、以前衝突した土木部の担当役員の桑原(丸山智己)が。
橋の着工後に想定より地盤が弱いことがわかり、万全を期すためには、今より深く基礎を撃ち込まなければいけないことと、今の深さでも安全基準的には問題ないことが分かったと聞く。だだし、島民の間で噂になり、不安を感じている人がいるようなので、サクラに島民を説得してほしいとのこと。サクラは、島にて行われる説明会に行くことを決める。
サクラは百合、葵、菊夫、蓮太郎といつもの喫茶店へいき、美咲島に行く話で盛り上がる。蓮太郎は一級建築士の試験に受かり、さら付き合っている人がいることを告白する。火野と娘のつくしが登場し、蓮太郎と火野がつきあっていると知り、さらに驚きながらも、お祝いムードになる。
サクラの故郷を見ようと同行した同期たちと、島の建設予定地に立ったサクラは感慨深く満面の笑みをこぼす。葵だけは複雑な表情を浮かべている。
柊作は体調不良をサクラに隠していた。サクラは病院に行くことを勧めるが、柊作は言うことを聞かない。みんなで柊作が作ったコロッケをおいしくいただくことに。同期たちは、サクラが席を外した隙に、柊作から切なくもショッキングな頼み事を託される。
土下座をして「これからもサクラをよろしくお願いします」と頼む柊作は、もう治らない病気にかかっているようだ。自分が死んだらサクラは孤独になってしまい、亡くなったサクラの父と母について話をした。不器用なサクラが心配で、今の世の中を渡っていけるか気になっていたが、サクラと同期たちをみて安心した。柊作は「あの子とずっと仲間でいてください」と頭を下げる。
サクラは、柊作に「いい仲間をもった」と話し、またFAXのお礼を言う。柊作は「お前はわしの誇りだ」と伝えるのだった。
説明会に行く前に、葵は、橋の工事について、あることに気づいたと打ち明ける。葵は橋のことで問題を見つけてしまっていた。
基礎に注入するコンクリートの強度が弱くなっていて、部長の桑原が予算を削って利益を出して出世したいという思惑からの行動ではないかと疑う葵。
サクラが桑原に詰め寄る。桑原は「国の安全基準を満たしているから」と言い、ここでやめたら橋はかからないと話す。100%安全ではないが橋をかけるか、工事をやめるか、二択にされてサクラは苦渋の決断を迫られる。
同期に相談してみたが、結局言い争いになってしまった。百合が「お爺ちゃんに相談してみたら」と提案。サクラは家に走って帰り、柊作に住民説明会について聞こうとしたが「おまえの好きにすればいい」と言われる。サクラは「私は大人になれんのだろうか」と尋ねると「なる必要はない」と返されるのだった。サクラは「長生きしてね」と言って説明会の会場へ向かうのだった。
説明会場で、百合はサクラを抱きしめて、サクラの気持ちになって泣き出した。葵はサクラの生き方を尊敬していると伝え、菊夫も桑原から守ってやると伝えるのであった。
説明会がはじまり、蓮太郎がサクラのところへやってくる。火野からの電話がかかってきていて、「ひとりで苦しまないでみんなに助けを求めなさい」とサクラに伝える。
説明会で桑原の説明には納得がいかない住人は、サクラの説明を待つ。サクラが大丈夫と言うなら信じるという住人の声に、サクラは立ち上がる。
壇上に上がるサクラ。
7年前に花村建設に入社し、新人研修で島にかかる橋の模型を作った話や、サクラの夢「島に橋をかけること、一生を通じる仲間をつくること。」について話す。ふたつめの夢は叶ったが、最初の夢は叶わないという。
ふるさとの島に橋をかけてはいけない、100%安全といえない橋をかけて誰かが命を落とすことになるかもしれない橋をかけることはできない。島民に頭を下げて、自分の夢を自分で中断しなければいけないつらさの中、サクラは泣き出す。
説明会はそのまま終わり、桑原は「このまま会社にもいられなくなる」と言われるサクラ。菊夫がそれ以上やめるように言う。
サクラは家に帰ると、柊作が倒れていた。爺ちゃんと何度も呼びながら、柊作の死を受け入れられないのだった。
柊作の葬儀を終えたサクラは、仏壇の引き出しにサクラから仕送りを見つける。柊作は使わず大切にとっておいたのだった。
東京に戻ったサクラは、島でとった写真を見ていたが、FAXが届いているのに気付いた。「サクラは枯れない」「たとえ散っても」「必ずたくさんの人を幸せにする」とあった。
サクラは「会いたい」「コロッケが食べたい」とFAXするが、もちろん返事はない。サクラは、泣きながら暴れて、部屋中の物を荒らす。
2019年に戻る。黒川はサクラの病室で「解雇通知書」を枕元へ置くのだった。サクラは1年以上ずっと出社していなかったようだ。
2015年に戻る。荒らした部屋のなかで座るサクラは、心配してきてくれた百合をよそに「仕事に行かなければ」といい、立ち上がるのだった。
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「同期のサクラ」8話 あらすじ
2019年12月
サクラの病室には百合、葵、菊夫、蓮太郎が来ていた。意識の回復も見込めず身寄りもないので、病院からサクラの転院を決断してほしいと頼まれる同期の4人。
サクラのアパートの隣人の草真と小梅がきて、こんなことになったのは自分たちのせいだ、と頭を下げる。
2016年11月。自らの決断で夢だった故郷の橋の建設を諦めたサクラ。祖父の柊作も同じ時期に亡くしたショックもあり、重度の喪失感に襲われたまま社会人8年目を迎えていた。
もう一つの夢である「同期の仲間と沢山の人を幸せにする建物を作ること」を心の支えになんとか仕事を続けるサクラ。いつものように家を出たサクラは、会社に行かずに自宅に戻ってしまうのだった。
2018年1月。サクラは「体調がすぐれない」という理由で1年以上も会社を休職していて、誰にも会わずに部屋に引きこもっていた。
休職期間がこれ以上伸びると会社にもいられなくなるため、なんとかサクラを元気付けようと同期の4人は案を考える。葵はこちらから悩み相談を持ちかければ、サクラの性格上出てきてくれるのではと考える。
翌日。百合は悩みを聞いてほしいとサクラの部屋に行く。髪が伸び変わり果てた姿でドアを開けたサクラ。荒れた部屋に百合を上げるのだった。
「外に出る気になれない」と話すサクラに、百合は菊夫がどうしても連れて行きたい場所があるのだと説得し、どうにか外に連れ出そうとする。菊夫がサクラを連れてきたのは二人の思い出の場所の図書館だったが、サクラの心は壊れてしまっていて、効果がなかった。
蓮太郎はサクラの好きな実家ラーメンで元気づけようとしたが失敗。自分の設計図について意見を求めると、サクラは突然「何も浮かばない」と言われてしまう。
駆けつけたすみれがサクラを抱きしめるが、涙が止まらない。誰もサクラを救い出せない。
葵はサクラを街に連れ出し、プロポーズするが、撃沈。百合にいたっては、サクラの自暴自棄な態度に対して口論になってしまう。
サクラは、そんな4人の気持ちには感謝しているが、「頑張れと励まされるのが辛い」と話すのだった。自分のことは見捨ててほしいと頼む。
今まで自分たちを救ってくれたサクラの変化に同期たちは強い喪失感に襲われてしまう。
葵と百合はお互い「大丈夫?」と気遣い、お互い抱きしめあうのだった。
数日後。サクラに書留が届く。会社から、このままでは解雇になる、という通知だった。そこには黒川(椎名桔平)からのメモが入っていた。そこには、「一度顔を出せ」と書かれていた。黒川は人事部長から専務に昇格していて、サクラは退職届を提出した。黒川は入社試験の時に面接したことを話し出す。みんなの反対を押し切り採用し、サクラには会社の起爆剤になってくれると期待していたと伝えるのだった。黒川は「サクラは散ってしまったか」と話すが、サクラは何も言わずに出て行く。
サクラはリクエスト店へ行くが、リクエスト店は閉店するので注文を受けることはできないと言われてしまう。仕事を頑張っているサクラや同期のために店を続けていたが、もうこないので、息子夫婦の面倒になろうと思うと話すのだった。
サクラはたまたま通りすがりにAIスピーカーを見て足を止める。
2019年3月になった。何もない部屋でAIにだけ話しかけるサクラ。柊作が死に、橋をかける夢が散ってしまったことをサクラが話すと、AIは「情報が少ないので答えられない」と返してくる。
「わたしみたいなのは死んだ方がいいのかな」とAIに聞くサクラ。失望感に包まれたままだった。
サクラと1年以上会っていない同期の仲間たち。菊夫は会社を辞めて実家のある熊本へ行っていて、ボランティアをしている。蓮太郎はすみれと結婚し、百合は葵との子供を出産していた。葵は百合にプロポーズするが、百合は、サクラをあきらめきれていない葵の誘いを断る。
百合は仲間に出産中に思い出したことを伝える。柊作に「サクラを頼む」と頭を下げられたことを話し、あんなに頭を下げられたのにこのままでいいのかと仲間に相談するのだった。
百合は試したいことがあると言いだす。
サクラは何もない部屋で目が覚め、またAIに話しかける。その日はサクラの誕生日だった。
非通知で電話がくる。FAX音が流れ、玄関のドアの下からFAXの紙が部屋に入ってくるのに気付く。それはお爺ちゃんとのFAXでのやりとりのように、筆で書かれたメッセージがあった。
「俺たちはずっと待っている」、「お前とまた一緒に働ける日を」、「だから諦めない」、「サクラのいない世界に生きていたくない」、「じゃあまた明日」。。。。。。。。
サクラは同期の演出、努力、思いやりに涙し、外へ出るのだった。
外を歩いていると、隣人夫婦とその子供がいて、子供がボールを追いかけ道路に、そこにバイクが向かってきた。
とっさに体が動くサクラは子供を助けたが、子供を抱えて地面を転がる。
隣人夫婦が慌てて駆け寄るが、サクラはフラフラになりながらも、部屋に戻る。
「私には夢がある……」仲間のことを思うサクラは、仲間たちの写真を掲げて微笑み、そのまま気を失ってしまう。
隣人夫婦の話を聞いた同期は、サクラが立ち直ろうとしていたことを知るのだった。
「サクラのいない世界に生きていたくないから、また明日」と眠るサクラに告げて、病室を後にする。
その直後、ゆっくり目を開けるサクラ。永い眠りから目を覚ますのだった。
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「同期のサクラ」9話 あらすじ
2019年12月。
サクラは9ヶ月という長い眠りから目覚めた。
病院からの連絡をうけて病室に駆けつけた同期の4人は、意識の戻ったサクラとの再会に喜ぶのだった。
サクラは退職を引き延ばそうとしてくれた黒川の力も及ばず、花村建設から解雇されたことを知るだった。
同期の4人には、「みんなからFAXみたいな励ましが届いた時、じいちゃんのFAXと同じくらい力がわきました。だから、夢を叶えるためにも頑張ります」とはなし、「信じ合える仲間と沢山の人を幸せにする建物を造る夢を叶えるために頑張る」と話すサクラ。前向きな姿に、4人は以前のサクラに戻っていることを感じていた。
数週間後。百合に付き添われ退院したサクラは、同期たちが折半して契約を延長してくれていた自分の部屋へいくことに。サクラは、百合が自分の経験を生かした託児所を作るために花村建設を辞めて起業しようか悩んでいると相談を受けるのだった。
「葵に相談をしたら」というサクラに対し、百合は葵と結婚する気がないという。「葵はサクラのことを好きみたいだから」と返すのだった。
一方、リハビリの様子を見に来た葵と話したサクラは、副社長になった黒川の元で葵がバリバリ働いていることを知る。いまだにサクラに思いを寄せつつも百合との関係にけじめをつけたいと悩む葵にサクラはなんの助言もできないのだった。結婚や恋愛は苦手分野だと言うサクラだった。
新しい職を探すサクラは蓮太郎とかつて同期でよく集まった喫茶店の後にできたネットカフェに行く。仙台でボランティア活動をしている菊夫とインターネットで通話したサクラは、菊夫がNPOの代表になってほしいと頼まれて悩んでいることを知る。助けになりたいサクラだが、菊夫はバタバタと忙しそうな様子で電話は切れてしまうのだった。
蓮太郎は重責に悩む菊夫の気持ちがわかると話し、営業への異動を命じられた蓮太郎は、設計を続けるために転職をしようか悩んでいた。すみれと蓮太郎の間に子供ができたたばかりで悩む蓮太郎に対しサクラは妻のすみれに相談した方がいいと話すが、蓮太郎はすみれは安定期に入っていないので心配させたくないので秘密にして欲しいと頼む。
自分が眠っている間に同期の4人は、それぞれの人生に向き合い、少しずつ前へと進んでいて、まぶしく感じるサクラ。
履歴書を書いていたサクラのもとにすみれが見にやってくる。蓮太郎の秘密を頑張って隠そうとするサクラをお見通しのすみれは、嘘がつけないサクラの就活がうまくいくか心配する。
再び建設会社で働くためサクラの就活の日々が始まるが、すみれの心配していた通り、花村建設を解雇された経緯を正直に話すサクラは軒並み面接で落とされる。
貯金も底をつき、コンビニでアルバイトをしながら就活を続けるサクラだが、同期の悩みを聞こうと、鍋パーティに誘う。当日、一人準備をするサクラに、同期から次々と欠席の連絡がはいる。
そして、自分たちで問題を解決していく同期に無力感を覚え、ふるさとの島に帰ることを決意するのだった。
同期の皆には、新潟で就職が決まったと嘘をつき別れを伝えるが、嘘がバレバレだった。
サクラの引っ越しの日。同期たちは「連れて行きたいところがある」とサクラをとある保育園の工事現場に連れ出す。
建設途中の保育園は、新人研修で社長賞を逃したがサクラが絶賛していた保育園だった。保育園の設計者は、サクラに褒められたことが嬉しくて、保育園の建設を実現させるという目標をたて、何度もくじけそうになったが、サクラの言葉を思い出して頑張れたそうだ。
サクラが灯した火は誰かの心で燃え続けていることを伝える同期。
「サクラは私にこう言ったじゃない。”ゆりさんと友達になりたいのはあなたの言ってることに嘘がないから、信用できると思ったからです”って。そんなあんたが自分に嘘つくの?」「サクラ俺に言ったよな。大人になるって自分の弱さを認めることだって。お前も今、大人になろうとしてるって思えばいいじゃないか。」「俺にはこう言った。連太郎くんは今、自信をなくし、自分の欠点ばかり気にして自分の長所を見ようとしてないだけですって、俺にはどんなに時間がかかっても諦めない粘り強さがあるって。それって全部お前のことだと思うけど俺って。」「俺にはこう言ったよな。あんた喋んなきゃ何の価値もないよって。素晴らしい才能があるのに、そんな言葉を失ってどうするのって。お前こそ人に出来ないような建物を作る素晴らしい才能があるのに、それをしないでどうするんだよ。」
サクラのふるさとにはもう橋はかからないけど、サクラはみんなの心に橋をかけた。その橋は何があっても絶対崩れない。建物が世界に1つしかないように北野サクラも世界に1人しかいない。とみんなが元気づけ、サクラを原点に戻そうとするのだった。
そんな同期の言葉にサクラは、「お前には自分にしかできないことがある 大人になるとは自分の弱さを認めることだ 本気で叱ってくれるのが本当の友だ 辛い時こそ自分の長所を見失うな 大切なのは勝ちより価値だ 人生で一番辛いのは自分に嘘をつくことだ サクラは決して枯れない。たとえ散っても必ず咲いて、たくさんの人を幸せにする。 みんなじいちゃんがファックスで送ってくれた言葉なんです。それを全部いま皆さんに言われたような気がしました。」という。
「私には夢があります。いつかこの素晴らしい仲間とたくさんの人を幸せにする建物を作ることです。私には夢があります。天国で見守ってくれてるじいちゃんに今日もサクラは頑張ってるよって毎日胸をはって報告することです。私には夢があります。ふるさとにかけたかった橋に負けない橋をこれから出会う人の心にかけることです。それだけは諦めきれないので。私は北野サクラであり続けます。」と宣言するのだった。
サクラは東京に残って頑張ることを決意し、みんなで写真を撮るのだった。
後日、サクラは早速、建設会社の面接を受けと、サクラは平泉成が社長を務める小さな建設会社を一発で受かる。しかしタイミング悪く、副社長になった黒川が来る。
「いいニュースと悪いニュースがある」といつものようにサクラにニュースを話す黒川。「悪いニュースはサクラを採用するなら平泉成の会社との取引は中止する」、「いいニュースは、花村建設に戻ってこい。俺のもとで働かないか。北野。」というのだった。
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