アメリカ大統領選挙日程・速報/トランプvsバイデン2020年11月3日
2020/11/10
2020年11月に行われるアメリカ大統領選挙。世界のリーダーを決める選挙なので世界が注目している選挙です。
バイデンなのかトランプなのかで各国の対応も変わってきます。
今回は、2020年11月3日に行われるアメリカ大統領選挙の日程と速報、選挙の仕組みや、歴代大統領、トランプとバイデンのプロフィールについてまとめています。
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目次
大統領選挙を争う上でのポイント
バイデンの息子の黒い噂が報道され、そのURL入りのツイートをリツイートできないように規制したtwitterは、表現の自由を侵害したプラットフォームとして批判されましたが、その内容が少し良くありませんでした。
息子ハンター・バイデンが、父親の名前を使ってビジネスをしていた点です。
中国やウクライナの企業とビジネスをしていたことより、民主党の有力者である父親に話を通すことでビジネスをしていたことが問題視されています。
トランプ側は、不利と言われていますが、トランプを支持している人は、投票調査時に、トランプ支持を言いずらい環境なので「隠れトランプ支持者」が多くアメリカにはいます。隠れトランプがどこまでいるかが、勝敗のカギになりそうです。
西海岸、東海岸は、民主党支持者が多いので、中部と南部でどこまで票を伸ばしていくか注目しています。
郵便投票
民主党は郵便投票に前向きでしたが、トランプは反対。確かにアメリカでの郵便のいい加減さは、投票に対して向いていないと思います。。
バイデン勝利となれば、郵便投票の有効性についておそらく裁判になると思います。
2020年アメリカ大統領選挙 日程・速報
ここから日程と速報についてまとめます。
2020年アメリカ大統領選挙 日程
大統領選挙はいつなのか?ですが、
2020年のアメリカ大統領選挙は11月3日に実施されます。
11月3日は、一般有権者による投票です。
12月14日に有権者に選ばれた選挙人による投票が行われます。
選挙人は誰を大統領にするのかを事前に明示しているので、11月3日の投票で結果がほぼ決まります。
速報
随時更新します。(日本時間で表示します。)
11/4 11:00現在はバイデン優勢。
11/4 9:00 原油マーケット下落。原油マーケットはバイデン勝利を警戒しています。
ケンタッキー州はトランプ、バーモントはバイデンが勝利。
ウェストバージニア州はトランプ勝利。13人の選挙人を得られるバージニア州はバイデンが勝利。
11/4 9:55 サウスカロライナ州はトランプが勝利。
11/4 10:00 イリノイ、コネチカット、マサチューセッツ、ロードアイランド、ニュージャージー、メリーランド、デラウェアでバイデンが勝利。オクラホマ、ミシシッピー、テネシー、アラバマでトランプが勝利。
11/4 11:00 アーカンソー州、インディアナでトランプが勝利。ニューメキシコ州はバイデン勝利。
11/4 11:40 ワイオミング、ルイジアナ、ネブラスカ、サウスダコタ、ノースダコタでトランプが勝利。
ニューヨーク、ワシントンD.C.、コロラドでバイデンが勝利。
カンザスでトランプが勝利。
11/4 13:40 ミズーリ、ユタ、アイダホでトランプが勝利。ニューハンプシャー、カリフォルニア、オレゴン、ワシントンでバイデンが勝利。
11/4 14:30 ミネソタとハワイでバイデンが勝利、モンタナ州ではトランプが勝利。
11/4 15:00 オハイオ、アイオワ、フロリダでトランプ勝利。
11/4 15:30 テキサスでトランプ勝利。ここまで拮抗しており、ペンシルベニア州をトランプが取れなければ、バイデンの勝利と言われています。
株価は、トランプ勝利を予想している結果でした。
11/4 17:30 アリゾナ、メインでバイデンが勝利。アリゾナを取られたトランプは痛手。
11/5 4:00 ウィスコンシン州でバイデンが勝利。
ミシガンでバイデンが勝利。
11/6 郵便投票のカウントの仕方がまずいのか、急にバイデンの表が伸びるので、後々裁判に影響しそうです。
11/10 ペンシルベニア州でバイデンが勝利し、大統領選挙自体に勝利したといっても過言ではないのですが、おそらく裁判に持ち込むので、結果が出るのが、年末から年始になりそうです。
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仕組み
全米で一斉に投票が行われます。
各州で得票数の多かった民主・共和両党の大統領候補が、その州に割り当てられた「選挙人」を獲得していく、州ごとの総どり戦です。過半数の270を獲得した候補が大統領となります。
一般投票では、各州の選挙人に投票する形です。
そして、事前に告知していた投票先に選挙人が投票します。間接選挙といえますね。
結果
随時更新します
州 | 選挙人 | トランプ | バイデン |
アラバマ州 | 9 | 9 | |
アラスカ州 | 3 | ||
アリゾナ州 | 11 | ||
アーカンソー州 | 6 | 6 | |
カリフォルニア州 | 55 | 55 | |
コロラド州 | 9 | 9 | |
コネチカット州 | 7 | 7 | |
デラウェア州 | 3 | 3 | |
フロリダ州 | 29 | 29 | |
ジョージア州 | 16 | ||
ハワイ州 | 4 | 4 | |
アイダホ州 | 4 | 4 | |
イリノイ州 | 20 | 20 | |
インディアナ州 | 11 | 11 | |
アイオワ州 | 6 | 6 | |
カンザス州 | 6 | 6 | |
ケンタッキー州 | 8 | 8 | |
ルイジアナ州 | 8 | 8 | |
メイン州** | 4 | 1 | 3 |
メリーランド州 | 10 | 10 | |
マサチューセッツ州 | 11 | 11 | |
ミシガン州 | 16 | ||
ミネソタ州 | 10 | 10 | |
ミシシッピ州 | 6 | 6 | |
ミズーリ州 | 10 | 10 | |
モンタナ州 | 3 | 3 | |
ネブラスカ州 | 5 | 4 | 1 |
ネバダ州 | 6 | ||
ニューハンプシャー州 | 4 | 4 | |
ニュージャージー州 | 14 | 14 | |
ニューメキシコ州 | 5 | 5 | |
ニューヨーク州 | 29 | 29 | |
ノースカロライナ州 | 15 | ||
ノースダコタ州 | 3 | 3 | |
オハイオ州 | 18 | 18 | |
オクラホマ州 | 7 | 7 | |
オレゴン州 | 7 | 7 | |
ペンシルベニア州 | 20 | ||
ロードアイランド州 | 4 | 4 | |
サウスカロライナ州 | 9 | 9 | |
サウスダコタ州 | 3 | 3 | |
テネシー州 | 11 | 11 | |
テキサス州 | 38 | 38 | |
ユタ州 | 6 | 6 | |
バーモント州 | 3 | 3 | |
バージニア州 | 13 | 13 | |
ワシントン州 | 12 | 12 | |
ウェストバージニア州 | 5 | 5 | |
ウィスコンシン州 | 10 | 10 | |
ワイオミング州 | 3 | 3 | |
ワシントンD.C. | 3 | 3 | |
合計 | 538 |
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歴代大統領
歴代大統領と、投票年、回の一覧です。
回 | 年 | 大統領当選者 |
1 | 1789 | ジョージ・ワシントン(無所属) |
2 | 1792 | ジョージ・ワシントン(無所属) |
3 | 1796 | ジョン・アダムズ(連邦党) |
4 | 1800 | トーマス・ジェファーソン(民主共和党) |
5 | 1804 | トーマス・ジェファーソン(民主共和党) |
6 | 1808 | ジェームズ・マディソン(民主共和党) |
7 | 1812 | ジェームズ・マディソン(民主共和党) |
8 | 1816 | ジェームズ・モンロー(民主共和党) |
9 | 1820 | ジェームズ・モンロー(民主共和党) |
10 | 1824 | ジョン・クィンシー・アダムズ(民主共和党) |
11 | 1828 | アンドリュー・ジャクソン(民主党) |
12 | 1832 | アンドリュー・ジャクソン(民主党) |
13 | 1836 | マーティン・ヴァンビューレン(民主党) |
14 | 1840 | ウィリアム・ハリソン(ホイッグ党) |
15 | 1844 | ジェームズ・ポーク(民主党) |
16 | 1848 | ザカリー・テイラー(ホイッグ党) |
17 | 1852 | フランクリン・ピアース (民主党) |
18 | 1856 | ジェームズ・ブキャナン(民主党) |
19 | 1860 | エイブラハム・リンカーン(共和党) |
20 | 1864 | エイブラハム・リンカーン(共和党) |
21 | 1868 | ユリシーズ・グラント(共和党) |
22 | 1872 | ユリシーズ・グラント(共和党) |
23 | 1876 | ラザフォード・ヘイズ(共和党) |
24 | 1880 | ジェームズ・ガーフィールド(共和党) |
25 | 1884 | グロバー・クリーブランド(民主党) |
26 | 1888 | ベンジャミン・ハリソン(共和党) |
27 | 1892 | グロバー・クリーブランド(民主党) |
28 | 1896 | ウィリアム・マッキンリー(共和党) |
29 | 1900 | ウィリアム・マッキンリー(共和党) |
30 | 1904 | セオドア・ルーズベルト(共和党) |
31 | 1908 | ウィリアム・タフト(共和党) |
32 | 1912 | ウッドロウ・ウィルソン(民主党) |
33 | 1916 | ウッドロウ・ウィルソン(民主党) |
34 | 1920 | ウオレン・ハーディング(共和党) |
35 | 1924 | カルヴァン・クーリッジ(共和党) |
36 | 1928 | ハーバート・フーヴァー(共和党) |
37 | 1932 | フランクリン・ルーズベルト (民主党) |
38 | 1936 | フランクリン・ルーズベルト(民主党) |
39 | 1940 | フランクリン・ルーズベルト(民主党) |
40 | 1944 | フランクリン・ルーズベルト(民主党) |
41 | 1948 | ハリー・トルーマン(民主党) |
42 | 1952 | ドワイト・アイゼンハワー(共和党) |
43 | 1956 | ドワイト・アイゼンハワー(共和党) |
44 | 1960 | ジョン・ケネディ(民主党) |
45 | 1964 | リンドン・ジョンソン(民主党) |
46 | 1968 | リチャード・ニクソン(共和党) |
47 | 1972 | リチャード・ニクソン(共和党) |
48 | 1976 | ジミー・カーター(民主党) |
49 | 1980 | ロナルド・レーガン(共和党) |
50 | 1984 | ロナルド・レーガン(共和党) |
51 | 1988 | ジョージ・H・W・ブッシュ(共和党) |
52 | 1992 | ビル・クリントン(民主党) |
53 | 1996 | ビル・クリントン(民主党) |
54 | 2000 | ジョージ・W・ブッシュ(共和党) |
55 | 2004 | ジョージ・W・ブッシュ(共和党) |
56 | 2008 | バラク・オバマ(民主党) |
57 | 2012 | バラク・オバマ(民主党) |
58 | 2016 | ドナルド・トランプ(共和党) |
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8年やるのが通例となっています。
候補者プロフィール
トランプとバイデンのプロフィールを簡単にまとめています。
バイデンのプロフィール
名前:ジョー・バイデン(Joe Biden)
肩書:前副大統領 など
1942年11月20日生まれです。
ジョー・バイデンは、東部ペンシルベニア州出身で、オバマ政権時代に、2009年から8年間、副大統領を務めました。
36年にわたって東部デラウエア州の上院議員を務め、実績をつみました。
民主党中道派の重鎮で、大統領選挙に立候補したのは2019年4月。中道派:右派や左派(あるいは保守や革新)のどちらにも偏らずに中正の政策を行う政治を掲げています。
抜群の知名度と豊富な政治経験があることもあり、穏健派で労働組合からの支持も厚いです。
76歳という年齢での大統領選挙なので、当選したとしても任期を全うできるか、不安視され、8年はやらないと予想されています。
2019年6月末までに、選挙資金としておよそ2200万ドル、日本円で23億円を集めました。
家族
上院議員に当選直後、当時の妻と1歳の娘を交通事故で亡くしていまいました。
同乗していた息子2人は、就任式の際、入院していたことから宣誓を病室から行いました。この事故で助かった長男は、2015年に脳腫瘍で死去しています。
かなり同情したくなりますね。。。。
失言・セクハラ
バイデンといえば失言とセクハラです。
これまで、1988年と2008年にも大統領選挙に立候補し、その際におこなった演説では、盗用疑惑が指摘され、オバマやクリントンを相手に支持率を伸ばすことができず、途中で撤退しています。
失言が多いことでも知られていて、外国を批判してしまったり、大統領選挙への立候補を表明する前から「選挙戦を戦っている」とうっかり口を滑らしたり、自分の妻を紹介する場面で間違えてしまったりと、あげればきりがありません。
中国と北朝鮮を言い間違えたり、イランとイラク、メルケル首相とサッチャー首相、習近平と鄧小平を混合したりと、本当に認知症を疑われています。。
中でも問題視されているのが、セクハラです。
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2020年4月、バイデンの事務所スタッフを務めていた女性が、1993年にスカートの中に手を入れられたとして刑事告発を行いました。
2020年5月1日にバイデンは性的暴行疑惑を完全に否定する声明を出していますが、バイデン自身が、かつて他人の疑惑の際に、「名乗り出た女性を信じるべきだ」と女性側の主張を聞き入れるよう批判したことがあり、ブーメランを食らってしまった形です。
トランプ大統領は、バイデンのことを、「スリーピー・ジョー(寝ぼけたジョー)」とあだ名を付けて、ツイッターで批判しています。
ドナルド・トランプ
第45代アメリカ大統領
1946年6月14日生まれです。
ドナルド・トランプは、ニューヨーク出身は有名ですね。
父親が経営する不動産会社を継いだあと、カジノやゴルフ場など事業を拡大させた実業家で、「不動産王」とも呼ばれた。
テレビのリアリティー番組の司会も務め、「ユー・アー・ファイアード」という決めぜりふが有名です。
2回の離婚のあと再婚し、メラニア夫人は3人目の妻です。子どもは、長女のイバンカをはじめ5人いて、孫は10人もいます。
兄をアルコール依存症で亡くし、酒は一切飲まず、たばこも吸いません。すこしイメージとは異なりますね。
ゴルフ好きで安倍首相とのラウンドはニュースになりました。
政治や軍事経験のないはじめてのアメリカの大統領です。
過激な言動で世界の注目を集め、政策、解任や任命といった人事を、ツイッターで発表する現代風大統領です。
前回の大統領選挙では「Make America Great Again アメリカを再び偉大に」のスローガンを掲げ、アメリカ第一主義や移民の排斥、保護主義的な貿易を進めています。
トランプ大統領は、減税政策や規制緩和などによって、アメリカはかつてないほどの好景気が続いているなどアピールポイントも多いのが現状です。
「Keep America Great アメリカをこれからも偉大に」というスローガンで2020年の大統領選挙を戦います。
2019年6月末までに、1億2400万ドル、日本円にして130億円の選挙資金に成功しています。
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